つるんとした月の明かり

その人がいなくなると哀しみさえもが去ってしまいます
月の明かりの下の語らいも海辺での戯れも、笑い声も泣き声も
想い出せるはずの数々のことは想い出せない空虚さに
想い出せない数々のことは想い出せないままの空虚に戻りゆくのです
そして私は空虚ではない空器としてカランと風に吹かれるのです
出立の地をも想い出せない旅路の下で旋風を巻く風にもカランと吹かれます
夕暮時を何か知らない愁いに満ちて迎えることもなく、送ることもなく
たれもいない星空の下では爽やかな空気を一杯に吸いながら
哀しくないのに涙を零す気持ちを演じます
ここで私は呟くべきなのだと想いながらも空っぽの言葉が過ぎるので
その一つ一つを拾い上げながら私の記憶としようと努めます
想い出せない一つ一つを読み上げては、一つ一つを忘れてゆきます
蛍の光がぽうっ、ぽうっと、それぞれに違う点滅を繰り返し
星の光がちらん、ちらんと、それぞれに違う点滅を繰り返し
私の記憶はつるん、つるんと、それぞれに違う滑走を繰り返しているのです
そして夢の中でだけ私は眠り、その眠りの中でだけ夢を見ます
それは記憶されてはならない夢なのでした
深く深く、波音の繰り返しの果ての果てでだけ点滅する夢なのでした
2014-05-26 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

傘は、ある

濡れないように買った大きめの傘を通り抜ける雨音に打たれながら
急ぐ用もないのに急ぎ足になってコンビニに向かうと
階段の下に不必要な壮大さの邸宅を築いた住民は
見えないまま降る雨と遠くへ去り過ぎた人影を恨んでいる

薄く濡れた路面を、いくつかの小さな雨の波が覆い
想ったほどには濡れないまま到着する駐輪場では
いつもと同じ場所に、いつもと同じ自転車が壊れている
車と出遭わないのは雨音が降り続いているからであった

自動ドアを出ると買うものがなかったことに気付く
煙草は右ポケットの中に20本、1箱がまるまる残っていて
ライターも携帯タイプの灰皿もあり
左ポケットには缶コーヒーも入っていて不足はない
忘却は、いつも過去から訪れるのだった

目的を失った買物旅の後で私の痕跡を追うと傘を失っていて
もう一人、傘の中に一緒に入る人を失って以来、そうだったのだけれど
傘を通り抜ける雨音に打たれることには変わりなかった
急な用事で出て行った時のことは忘れてしまったのに
その時が、やはり雨の日だったことだけは覚えている

雨音に打たれるのは話し掛けられるのに似ていて
それに応えるべきか悩んだ後、帰路は傘を差さないことに決めた
雨音を失うと雨は消え、しかし陽に当たることはなく
薄暗い偽の夜を想像しながら吠え続ける知らない犬を置き去りにした
 風が吹くまでは待たなくてはならないのか?
山鳴りに似た遠くの雨音の轟きは風を遠くまで押しやっている

あきらめに似た恋を想い出しかけながら
雨の中に立ったまま雨音に打たれることなく
いつものメモ帳とペンを手に書かれることのない言葉達をもてあそんでは
いつまでも冷えてゆく身体の軋む音を聴き続けていた
2014-05-25 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

不在へと至ることが出来ないという不在の不在を喪失と呼んだ

詩において喪失が語られることが多いのは、詩が喪失の不在、代替への復讐としての代替を語るからかもしれない。詩はレトリックという形で喪失の不在を再度、示し、指し示すという復讐を成し遂げようとするのだ。
愛を失うことで新たな別れを得ることが出来るので、別れは愛の代替として変わることのないものでしかないのだ。愛している時の高揚感すら移り変わるだけのものでしかない。あるいは別れを得るために愛を手放しさえするのである。全てを終わらしめると信じ込まされている死さえ(愛によって別れは手離されたか?)。
だから私たちは復讐の代替として愛することさえ出来る。それは勘違いなどではなく、本当にそうなのだ。私たちは、その実、私たちでさえないという、そういうことなのだ。
忘れ去られようとする営みの中で記憶に刻まれ、永久の苦しみの中に放り込まれる私への復讐。決して報われることのないまま持続される復讐。復讐の代替としての愛、愛の代替としての復讐として、ある種の詩は定義される。
2014-05-24 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

その朝は何時ですか?

午後から曇なのにと天気予報を幾度も確認しながらぼやく父に
曇天を晴天として伝えるのが天気予報というものだとは言わずに立ち去る

ほんの少し、だが長時間、強く体を捻っていたせいで酷く目眩がする
目眩は世界への憎悪なので、きっと今の私は世界を憎んでいる
ついでに右手をろくに挙げられもしないのは世界から消えたいからなのであろう

狂気の中で正気を保つには目を開けていることだ
半目、薄目、仏の半眼と言うが、目を閉ざさせようとする力への抵抗は常に難しい
-南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経
-アビラウンケンソワカ
-ノウマクサーマンダーバーザラダンセンダーマーカロシャーダーソワカ
寺社に貼られた文言が、ひらがなであったことを想い出す
[ のうまくさーまんだーばーざらだんせんだーまーかろしゃーだーそわか ]
カタカナを覚える前に、ひらがなを覚えよということなのか
お寺さんも中々に厳しい

男は意識の奥深く-あるいは無意識だろうか-に至るために言葉を紡ぎ続けている
やがては本の一節を丸々、紡ぎ始め、今は辞書を頭から紡いでいる
無意識が言葉を有する世界なのか、私には分からないが
辞書の言葉が羅列しているわけではなかろうとは想う

異国の人々の教科書には、木を覚えるために一本の樹木が描かれている
林は二本の樹木、森は三本の樹木といった具合である
木は1、林は2、森は3なのである
山が三つの頂を有している
川が三つの流れを有している

雨が止むことを知ることを、雨だれの音が邪魔する
あるいは雨が降り続いていることを知ることを、雨だれの音が邪魔する
だので私たちは常に雨の中に出かけてゆかねばならず、それぞれに呪文を以って傘とする

今日は珍しいほどの日本晴れだと、天気予報のニュースキャスターが
歴史的な大型台風の時と同じ口調で何度も告げていた
2014-05-24 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

<ある日>の肖像Ⅴ(紫煙の中に)

詩あるいは詩的なものとは無理解の存在指標であるが、存在とは濃淡の差異あるいは度合として理解されるもので、往々にして相対としての世界理解の礎を成すものである。別れは愛を追認するのではなく確認する行為として理解された時点で「資本主義と分裂症」の分裂症的存在に相反する行為として理解され、世界理解の礎に寄与する一つに過ぎなくなる。
イヌは飼主を持った時に犬となるが、猫は生まれながらにして猫でしかなく、彼らには飼われないという概念は存在しない。だから野犬狩りはあっても野猫狩りは、ついぞ実施されないままである。犬は犬でなくなった時、飼主に牙向く存在として変貌、あるいは成長を遂げるが、いつまで経っても猫は猫でしかないのだ。敢えて言えば、ちゃっかりと新世界で他の人の飼い猫として自由を振る舞うだけの偽りの気儘さしか身に付けることが出来ないのだ。そして、その憂いこそが猫を集会させるのである(イヌは群れを成す)。
ランボオはイヌとして牙剥こうと試みたが、イヌであるにはどうしたら良いのかを知らぬまま猫として放浪し、あるいは商人として生きた。その意味で彼は結局、脅威にはならなかったので、ドゥルーズ=ガタリも索引に見る限り、一箇所でしか彼を取り上げていない。あれ程の早期に鋭く欧州の凋落を見抜いたにも関わらず、である。
あるいはランボオは、自らの作品の寿命を察していたのかもしれない。貪欲な認識は無理解の対象を漁っては、なんとか濃淡を通じて相対に位置付け、やがて己の物とする。詩あるいは詩的なものが、詩あるいは詩的なものであり続けるには、その実、簡単な事で書き続ける、しかも理解を超える速さで書き続けるしかないのだ。書き続ける行為の加速の果てこそが、書かないことなのである。
瀧口修三は、そういった意味で、かなりの射程範囲で思惑通りの結果を得たように想われる。詩的実験という巧妙な作品集は、一つの奇蹟とも言えよう。更に荒地の詩人たちは、永遠の無理解に旅立つ方法論そのものをその手に収めるという矛盾的飛躍を自らに課したように想える。その意味では瀧口修三と荒地の詩人たちは同志であり、瀧口修三は協力者たちを得て作品として結実させることが出来、荒地の詩人たちが相集ったのは、野犬集団に倣った必然でもあった。
イヌとして吠え続けることは、それを望む者にとって、喉が裂かれても微塵も構うことなどではないのであろう。吠え続けることでイヌであり続け、つまり未生の死に在り続けられるからである。その速度は丁度、世界を八周しても飽き足らない未知のものであって、自らの吠える声を遠く追い抜き続ける、そのようなものであるようだ。
2014-05-23 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

<ある日>の肖像Ⅳ(紫煙の中で)

アダルト作品の女優は画面の中でだけ抱かれて共有物となり、アダルト作品の男優は画面の中でだけ抱かれて私物となる。その昔、日本の女は名前を残さなかった。名前を奪われることで永遠の共有物となった。「男は消耗品である」という言を残した作家がいたが、むしろ男は単なる私物なのである。かくて女は拡散的自由運動を指向し、男は収束的拘束運動を指向するものとして分類される。
石貨や装飾品は私物であるが、貨幣や金は共有物である。私物たる石貨類が共有物たる貨幣を装うことで資本が生じるのであるが、資本は第三の性(女性としての男性)ではなく、第三の存在形態を示すのだ。そして、もう一つ指摘し得ることは外面性が内面性を装うのではなく、内面性こそが外面性を装うものであるということだ。その消耗するだに生産され続ける精子は、互いに交わることなく(分裂ではなく)分割され続け、死の極限に迫ろうとするが、決して死に至ることはない。生まれる前、未生の存在として死が許されざるものとして運命付けられているのである。
資本も同じで、共有物を装っても本来の私物性の帰結として分裂、つまり生誕にすら至らず、ただ分割され続ける存在として死を夢想する未生物にしか過ぎないままなのである。その運動は共有物を装うことで加速する分裂の只中にいるかのように見せるが、その露出した内面性にも関わらず、頑として露呈しようとしない外面性たる私物としての分割を加速しながら希求する死から遠ざかって行くばかりである。
女は共有物として生まれて共有物として永久に生き続けるのに対し、男は私物としてプラナリアのように分割し続けるだけで生まれも死ぬことも出来ないのである。女性としての男性は分裂への希求心だけは植え付けられながらも、未生のまま分割し続ける運動そのものの中にいる。資本主義社会の成熟とゲイの社会認知の成熟が軌を一にするのは偶然などではない。
一方、男性としての女性は、私物を装う共有物であるが、永遠の生(達)から生誕に至る運動として定義される。収束的拘束を指向する拡散的自由運動をする存在である。ただ一つ死を運命付けられながらも永遠に分裂しながら生き続ける第四の存在形態(減耗する資本)である。しかし減耗する資本は、その存在認定を社会的に十分に得ることが出来ておらず、ために分割し続ける資本に寄生する形態に仮宿(時に安住)しているに過ぎない。
およそ経済運動が性的運動と、経済的存在が性的存在と同じであることは至極、当然のことであるが、第四の存在形態が認められ得ていないために、二つを同一のものとして語ることを酷く困難にしているように想われる。
このことは又、開くことを放棄する窓(あるいはドア)として、言葉という"機会"が私たちの口から、手指から、全てから流れ出るままになっていることと同じでもある。決して開かれることがないからこそ流れ出るものだけが許されているに過ぎないのだ。ここでは言語運動が性的運動と、更には経済的運動と流れを一にする傾向が、やはり見られるのだが、第四の存在形態の探求抜きに語ることしか、未だ許されていないかのような様相を呈しているのである。
2014-05-23 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

満員電車の中で愛は育まれている

月下の涙のように、荒ぶ都会の声が響いている
地史を跨いで空中に浮遊している
気付けば雪原は痕跡だけを、やたらと残し誰もいない
振り向けば波打際は死骸だけを、やたらと残し誰もいない
始めから、誰もいない
肩と肩をぶつけ合う人波の中には、誰もいない
夜を昼抜きに繋げる音楽の流れだけが星に光りかけている
同じ旋律だけが私たちを救い続けようともがいている
もう一つの旋律を求めた私たちは別の死を生きている
失われたままの季節を数えれば愛が蘇り、二人は別れてゆく
確かに在るはずのタンスの横板には記憶が貼られている
霞んだ彼らが重なり合い、紡ぐ模様を眺めている
その隣で、秒単位でしか刻めない間抜けな時計は眠りたいのだ
刻むべきものなど元よりないことを知っての苦行
押し付けられただけの無為を繰り返すことを見せつける生贄
無意味と叫びたい使命のためだけに眠らずにいるだけなのだ
叫んでしまえば止まることも出来るだろうに
誰も彼もが黙ったまま死んだまま生き続けるように時計は刻む
大して薄くも厚くもなく、丁度よいわけでもなく
朝には忘れてしまっていた恋人の隣に座り
煙草を禁じられ、触れることだけを許される
隣り合うことは遥かな遠方に遠ざかってゆくことなのだった
あえて言うなら哀しさと虚しさだけを残そうとする試みなのであった
だから私たちは互いに隣り合おうとし続けている
満員電車の中では体の区別すら付かぬほどの距離で遠く
哀しさと虚しさが置き忘れた怒りを付け加え
窓を見れば、そこには私の顔が並んでいるだけなのだが
哀しさも虚しさも怒りも向かう先も、発する元もない
だからこそ苦笑があり、少しばかしの孤独も手に入れ
そっと、安堵から遠い、ほっとした想いにも浸るだろう
明日は来ないし、今日もだが、昨日も過ぎてはいなかった
そのことに気付きながら忘れることで呼吸は止まらずにいるのか
優しい残酷さによって生き長らえること
気付かないように互いに傷つけ合うこと
本当は、もう少しだけ続けたいことを切り上げること
始めたくないことだけが始まること
都会を抜けた電車は月の光に照らされることなく
星の姿も見ることが出来ない速さで駆け抜けてゆく
2014-05-22 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

夏の序景

月の穿つ深さと波の刻む時の間に私たちの時間は陥っている
このペンと紙との間に無意味化し続ける記号が羅列してゆくように

その、昨日として生きた今日の重さに耐えられないまま私は見知らぬバスに背を向け
遠ざかってゆくであろう貴方の背を想い出す

車というのは不思議な乗り物だ
赤信号では進もうとし、青信号では止まろうとし
進もうとして止まり、止まろうとして進むのだ
貴方は止まるために進むもの、それをバスと呼んでいた
進むために止まるものはバスではないと

こうしてバスの停車場を眺めていると確かにバスはなく
貴方の面影だけが漂っている

影を踏みながら横切る犬と影に押されながら横切る老人が交差する
石陰に潜む悪意は誰にも向かわず、拾われもしないまま朽ちてゆく
錆びたレール上を軋音が過ぎ、カーブを越えて街に出る
夏空の青さには、やはりビルが浮かんでいる
2014-05-21 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

海に遠ざけられた雨に打たれるコートのように

乾いた雨の音にずぶ濡れになりながら
失われた水平線から止まない波に打たれ
消失する波の音を聴きながら海を近くに忘れた

山間の人の好い田舎言葉の中でホームに立ち
来ることのない廃線電車を待ち続けながら
喪失を埋めることへの抗いとしての愛を想う

失われゆく過程としての愛については語られた
失われたものとしての愛についても語られた
そして、もう一度、喪失を埋めることへの抗いとしての愛について想うのだ

物語ること、物語らないこと
創造すること、破壊すること
それら両極たちが喪失により始まること
喪失を埋めるために始まること
喪失を埋めることが愛であること

陽だまりは心地良く、花の香りは少し離れて風に乗っていた
限りなく1になる手前で花の香りは生きている
喪失の予感だけを携え、手前でだけ生きることが出来ている
花の香りは、ただ、その香りとして
知らない花の、ただの香りとして生きているのだ

波音は破れたコートをベンチに置き忘れたように差し出し
私たちは、そのコートをはおって歩き出す
あるいは、歩き出さない
(背に当たるのは決して夕陽ではない)

季節の裂目で吹く風の音に巻かれてコートは旅立つ
私たちが歩いていようと、歩いていまいと
そんなことには関係なく、彼らは彼らとして旅立つ
いずれ私たちはコートを剥がれ、置き去りにされることに変わりはなく
脱ぎ剥がされたことすら気付かないのだ

舗道の端ではタンポポを見掛けることがなくなった
見知らぬ小さな花が盛っているけれど、どれも知らない
お互いに知ることなく見つめ合い
その温かさにだけ、少し、生きている
2014-05-20 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

明るさ(暗さ)の分だけ、季節は訪れた

頬を染め、終わりを求めるだけの愛を告白する少女
終わりを知らずに迷うだけの愛を受け取り損ねる少年
二枚の硝子戸の間で消失してゆくバラード
ないままにだけ求められる楽園の誘い
冬を跨いで天井を仰ぎ続けている扇風機
暦を忘れたまま貼り続けられている日めくり
それら全てを燃やす夕焼けの色を殺戮するための夜闇の中では
いつも荒い息だけが吸い上げられてゆく

車を降りるときに畳み忘れたスカートは、それでもドアをすり抜ける
乗り遅れた電車の発車時刻を消すように指でなぞり女は人波に飲まれる
マフラーは、かけ離れた二人の中間地点で汚れに舞い
静かな歌が風に乗り来るのを待ち続けている
何月になったら夏が来るのだろうかと秋は恐れている
通り過ぎた夏の到来を冬が恐れ、忘れられた春だけが静かに死んでいる

蝉の背に乗り飛ぶ空の色は深さを失ったままで風を離さない
その髪の長さだけ愛してくれるのなら修道女を探そう
ナイフとピアスの間に滴る血の多さだけ飲めるのなら異国の酒を探そう
海のこちら側にある異国を彷徨いながら訪れない異国の酒を探そう
深夜ドラマが終わった後のテレビを見ながら流す涙、それを、あなたの愛として信じよう
子供を抱きながら吐きだす溜め息の深さ、それを、あなたの慈愛として信じよう
信じることを信じようとしない、その瞳の透明さの分だけ薄く淡く
2014-05-19 00:00 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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拝啓




Author mak From "空白"

想一葉、兼訪問帳

星々の冷却(書肆侃侃房)
渓谷0年(オンライン版)
Both by mさん

【 無意味という意味 】
すこしの風を追いかけて
【 短文 】
大海にも降る一滴
2015.07.17.

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