小さな別れ

失われる日々などなくて
ただ傍にいて欲しいとだけ願う
ささやかな日々を虚しくする
それだけのことだったのだと気付き
私たちは何度かの別れを繰り返し
失われざる日々を
特段の願いなく迎え、送り
その中に突然、違う顔をした君を見る
駅から伸びる商店街には
いつもの店主がいて
いつもの客達が行き交い
時には、ささいな喧嘩もあり
慌てた若い警察官も駆けつける
その横を通り過ぎたのは
紛れもなく私たちだったが
微かに揺らぐだけの
風に至らない空気の震え
その中に擦れ違いは忍んでいたのか
今日も又、同じ空気の中を過ぎながら
私は一人、遠く隔たってしまった
昨日と同じ喧騒の中を行く
2014-07-27 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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