炎の傍

それは炎の
不思議な作用で
歌われる虫に限らず
私たちも又
その力に導かれ
火を、炎の源を手に入れたが
焼かれるままに終わらず
その恩恵に与り
その傍らに在れることは
なんとも幸いなことよ
私たちは目をつむれば
炎の静かな激しさに
触れることさえ出来るのだ
身を焦がしてなお
炎の揺れに
触れることすらままならぬ
数多の生き物たちを差し置いて
人には権利がある
炎の不思議を炎のままに
業火に変えもせず
愛おしむ権利だ
ひと時も同じではいられぬ
炎のありようのままに
ただ変わりながら
ただ照らし続けることだ
2014-07-30 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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