あまりにも近い果てしなさ

私は知ったのだ
君の抱える熱、いや熱病の印を
確かに手放すには強力に過ぎて

しかし一歩、慎重に離れてみれば
その粘性も明らかだし
どこまでいっても印にしか過ぎない
(むしろ酷く乾いた枯葉のようだ)

君は怒るかもしれないが
そうして君も語ってきたし
そうして君も語るだろう
「それもまた、印に過ぎない」と

私たちの抱える全てを
そのように印に変えることが
果たして良いのか・・・?
私には、そうは想われない

しかし君に押印された刻印の熱や
君が冷めぬままの熱病のウィルス
同じものを私たちは別に持つだけだし
そのことが分かったとて
あるいは分からなかったとて
去ってゆこうとする熱病を君が手放さない
そのことに私が少し哀しむ
ああ、全く関係ないことだ!

君は、もう敢然とは風の中に立つまい
奪われても湧き上がる熱を遠ざけられて
(つまり温度の違いが横たわるのだね)

今の君の雄姿は
そうして小さく腹を抱えてでも
微かな体温を守り続ける
そういう雄姿なのに違いないのだろう
2014-08-04 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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