絶えないままに

乾いた砂を食まされ干乾びた
虚しさの絶える涯までを測るのは
涙に近しい優しさの数なのか
むしろ還らない涙を交わし
涯までを歩測する力へと変えるのか
降る雨がなにも濡らさずとも
一葉の上に瞬くように、繰り言も
虚しく降りそぼることなく一筋の光に収束し
ただ、そこにありはしないのか
ことばの軽さに隠れる重たい影が、そっと一瞬
街路端に落ちるように虚しさも
落葉として語られはしないのか
青さを置き去りにした空の下
海は波を恐れて私たちを遠ざける
夏の哀しみに似た温かさで
埋め得ない喪失は繰り返され
今日も遠ざかりを許さないまま
至極、残忍な笑みを浮かべて
離れず隣を付き従いながら
刻むべきものを見定めている
2014-08-06 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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