拾い、しかし集めることは

拾うや零れてゆく
零れたことばを、それでも拾い
薄いノートに放り込み
むしろ手挟んでいたいのに
手は、あまりにも小さいから
そこに、あそこに、どこに?
ことばは終点を持つのだろう
始まりも知らない-
始発駅のホームに電車がないように
私の前には、ことばがない
始まらないまま、ことばは零れる
だから拾うしかないのだ
終点に収めたいと想いながら
祈りだけは与えられて、ことばは
あまりに薄いノートからも零れ
消えてゆくのは-
蒼すぎる大地の上なのか
それとも懐かしさの波間
ことばは零れ、震えている
一瞬だけ触れるかもしれない冷たさに
ことばは零れ、震えている
2014-08-10 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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