懐かしい唄のかたわら

ほんの少しだけ小さく
本当に小さくだけ
消えてもよいですか
私が私のままに
あなたの前で笑えるように
小さく消えてよいですか
卑怯だとか、か弱いとか
いくら、わらわれてもよいから
小さく消えて、よいですか
桜の花びらが散るように
小さく消えてよいですか
懐かしい唄のかたわらに
小さく消えて春を待ち
降り積もった雪には
きっと、きっと耐えるので
小さく消えてよいですか
私は、もう
限りなく空の近くにいて
消えているようなものだけど
もっと小さく消えさって
も一つ願いがかなうなら
私の好きな笑い声を一つ
はるか遠くで聞きながら
小さく、小さく
本当に小さく
あなたの前の私が
また笑えるように
次の春までの短い永遠を
小さく、小さく
本当に、小さく
あなたの頬に
ふと触れるだけの
真夏に降る雪のように
2014-08-11 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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