ことばの想い出

ことばについて想い出す
不思議な生物・・・
とらまえようとすれば-追えば、
光よりも速く逃げ去ってしまう
私の中にことばはいない
同時に、ことばの中には私もいない
お互いに出来ることは、ただ
邂逅を待つことだけだ
茫然とする距離で隔てられ
しかし、なお約束を保ち-
あるとき、ことばは、
私の中を通り過ぎる
またあるとき、私も、
ことばの中を通り過ぎる
それは一方通行だけのこともあり
同時であることもあり
私を通過したことばは
そのまま山を越え、谷をまたぎ
川を、海を渡り、街を走り
街角に佇みすらする
ことばが通過した私は
一瞬で不定形の恍惚を得る
意味を捨てたことばは、
不思議な生物になって
私たちを通過し続けている
2014-08-13 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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