コード、コード、コード-

コードの中に堕ちた少女を
ただ黙って見送る
酔んで発してしまった
言葉を悔いながら
コードの真ん中を
コードの涯を歩いてきた
そこに人は、いなかったのだ
私は最も愛しい少女を
コードに堕ちないように
そう祈ってきたのだが-
虚しい酔いだけが苦く
十段もない階段を隔て
少女はコードの中に堕ちたままだ
何も出来はしないと知っていても
少女がコードのなかにいること
それを残念だと感じること
それもエゴだと知りながら
それすらコードだと
分かっていながら
憎むべきはコードなのか
明らかな存在を示す
それをコードとは呼ぶまい
疲れた父の貌を装い
眠りのない夜を
寝るために
少しだけ、泣きたい気分で
冷たい夜風に吹かれている
2014-08-13 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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