風の舞う

光柱を愛する風が
その静けさの中にいて
望遠するのは
哀しみに満ちた山間の風景
吹くことをやめ
雨よりも雪のように
降ることを待っている
光子は光柱の中にあって
静かに蛍舞いを繰り返し
やがて空に吸われるように
雲の合間へと戻ってゆく
それら一連の静けさを前に
風は吹くことの哀しさを想い
降ることを待っている
雨よりも雪のように
雪よりも、むしろ蛍のように
2014-08-15 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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