ビートの合間に夜は

少し激しめのビートが必要な夜がある
それは若い頃、夜に明かるさを求めていた
無分別な頃の愚かさに強く
似ているとは分かってはいても、だ
マイナー調のハードさなら、なお良い
風のない夜を切り裂く雷鳴とてなく
今宵は哀しい雨すら降らないのだ
散策するコード、メロディーの内に
哀しさを演出するなにものかを求め
そうすれば得られる明日もあるだろうと
壊れてゆく今日の終わりは、もう要らない
それは性に合わないから、要らないよ
懐かしい夜を想い出そう
立ち並ぶビル群を酒の肴として酔い潰れた夜を
本当に想い通りにならないのは
腐れた機械だけで出来た世界なんかじゃなかった
(そいつらには、そいつらに・・・)
想い通りにならないのは、たった一つの笑顔
想い通りにならないだろうものは、この心
もう数時間もすれば眩しい日も昇るだろうに
錆びた弦が鳴くだけのギターも弾けやしない
溶けてゆく氷の音は想いのほか大きく、きっと
それが一番、今に相応しい
今は、その音だけが一番
欲しいものに違いない
2014-08-20 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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