少女の系譜

蒼い空の大きさの下に舞う
一人の少女は草原の支配者となる
少女は誰よりも勇ましい勇者であり
冒すものなき地平を見出す
草のなびきは彼女を讃え
遠望する山並は視界を見ない
一筋の清冽な清水の流れだけが許される
それでも屈強な男の影は現れるか
荒々しい営みの中に少女は消えるか
そうであっても隠し持つ短剣に
一抹の誇りを残し、不敵な笑みが
切っ先3センチに託されるだろう
どのような男の首元をも切り裂いてしまう
ただの3センチに少女は変わる
それが十分であることを知られずに
少女は代々に受け継がれてゆく
蒼き空の大いなる広がりの下
巫女にも似た少女の絶対的審判
清冽な川の流れに委ねられた
少女の系譜だ
2014-08-22 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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