秋の空に似ている

みんな誰もが川を流れてゆくよ
川沿いをゾロゾロと流れ
誰かの部屋に入ってゆく-
入ってゆくのは、きっと友達か
知合いの部屋なんだろう
ぼくの部屋にはだれも訪れない
鍵を締めているからね
その鍵は、きっと見えないけれど
川波を映す透明さに似て
見たことにすら気づかないだけなんだ
夏の今日、空は秋の空に似ていて
庭の小池には雲が広がっている
庭なんてないけれど広がっている
どこからかな、味噌汁の香りが漂ってきて
はじめて昼飯どきなんだと知る
まだ腹なんか減っていないんだけど
無理やりに詰め込む
まるで、ぼくは養鶏場の鶏だね
なんのために養われているのかしら
それにしても満腹は恐ろしい
怠惰な昼寝が待っている
ぼくは眠るよ、少しを(夕方まで)
ああ、今でも川沿いをゆく人の
足音たちが聞こえてくる
まるで幻聴のように聞こえてくるんだ
2014-08-26 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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