名前のない星
涙になれる一粒はうらやましいやねぇ
もしやしたら彼女の頬を伝ってさ
哀しみの少しだけでも抱いて去れるもの
雨になれる一粒はうらやましいやねぇ
もしやしたら彼女の上に降ってさ
傘を差すのを促してさ
孤独の少しでも癒してあげられるもの
そうしてさ、自分の哀しみも孤独だって
彼女のと同じように少しは減らすのさ
そう考えると、うらやましくもないかもな
哀しみも孤独もなくなっちまったらさ
きっと一緒だった気持ちもなくなっちまう
大袈裟に愛してるとは言わなくてもな
好きという気持ちなんて、そんなもんだろう
哀しいし孤独に感じたりしてさ
それでも手に入らないから良いんだけどね
そんなのは、きっと独占欲だろうよ
単純で安っぽいヒーリングみたいなもんだ
それなら、いっそ、あの星みたいにさ
哀しいとも孤独だとも寂しいだとも
言わず、問われもせず
消えそうな光度でキラッと消えた方が
いくぶんでもマシってもんだ
名前も忘れちまった星みたいに、さ
もしやしたら彼女の頬を伝ってさ
哀しみの少しだけでも抱いて去れるもの
雨になれる一粒はうらやましいやねぇ
もしやしたら彼女の上に降ってさ
傘を差すのを促してさ
孤独の少しでも癒してあげられるもの
そうしてさ、自分の哀しみも孤独だって
彼女のと同じように少しは減らすのさ
そう考えると、うらやましくもないかもな
哀しみも孤独もなくなっちまったらさ
きっと一緒だった気持ちもなくなっちまう
大袈裟に愛してるとは言わなくてもな
好きという気持ちなんて、そんなもんだろう
哀しいし孤独に感じたりしてさ
それでも手に入らないから良いんだけどね
そんなのは、きっと独占欲だろうよ
単純で安っぽいヒーリングみたいなもんだ
それなら、いっそ、あの星みたいにさ
哀しいとも孤独だとも寂しいだとも
言わず、問われもせず
消えそうな光度でキラッと消えた方が
いくぶんでもマシってもんだ
名前も忘れちまった星みたいに、さ
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