青い/空っぽ

なんなのかな、この空っぽは
干乾びていても中身の一つでもあれば
カランと一音でも響こうもの
むしろ叩く殻があろうもの
ただの空っぽには殻もないのか
どこからどこやらも分からぬままだ
ほんとうに空っぽなのかも怪しいもんだ
ただ空っぽらしいと想うだけの空っぽ、か
星もない中天には、ひたすらに青い三日月
ひたすらに青いだけの光が降る
風に舞う淡雪よりもゆっくりと
ひたすらに青いだけの光が降る
四方まるごとに一本の木も
果てもない雪原のまん真ん中で
白いだけのはずの雪原のまん真ん中で
空より青い雪が積もってゆく
降る間にも青く染まる雪が積もってく
人型をした樹氷も青く埋もれてく
空っぽのことは分からないまま
ひたすらに青い三日月と
ひたすらに青い雪だけ
そんなのも良いんじゃない?と-
2014-08-29 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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