鼓動の意味

空しさの中だけを生きるために
忙しさは必要とされ
むしろ作り出されたのだろうけれど
立ち止まりを許されない人波のなか
一人二人は立ち止まってしまう人がいる
せめて忙しげな足音に耳を澄まし
聞こえてくる涙の音、遺棄された叫び-
空しさを埋める、それらを少しは拾おうか
さらに季節の巡りも分からなくなれば
もはや愛/別れでだけ生きているのだろうし
それも良いんじゃないか、と想えてくる
橋の両端には、いつも、そんな二人が
通り過ぎる人並みに分けられて立っている
聞こえてこようとする音楽には耳を塞ぎ
足裏で人波の足音を聞いている
そこに混じる微かな<君の鼓動>があれば
二人にとって、それで十分じゃないかと想う
2014-08-31 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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