それは本当に白い雪

好きだとも気付けない時と場所に封じられ
繰り返される風のようなキス
告白は告解に似て別れの兆しか

待つ時間を持たずに待つ人の元へは
海波に似た川が流れ込んできて
感情/情緒のすべてを押し流していた

変わる風景を持たずに交わされるのは
ことば以前のことばでしかなく
会話の果て、不毛さの哀しみへの転化を、ただ
じっと耐えている空のない街を
否定する歩き方で角を曲がり続け
幾度も同じ場所に立ち尽くしている

ただ待っていたのは白い雪
黙ったままの二人を静かに覆うように
誰も知らなままに、ただ降り続けるだけの
白い・・・本当に白いだけの雪だった
2014-08-31 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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