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明るい陽が靄って見えるのは
零れない君の涙が視線を過ぎるから
見えない哀しさが
ただ沈み、潜り込む先だけを求めている
見えないだけで私は
いとも安っぽく哀しんでしまうのだ
流されなかった涙の筋が傷痕となり
それが永久に残って私の記憶となる
想い出せないけれど記憶となる
知らない街で強い雨に打たれる君に並び
架空の私は違う雨に打たれている
見つからないことばを宙に探り
手に取る以上のことばが虚しく流れ
いっそう君は激しい雨に打たれる
見えないままになにがあるのか
その足音すら聴けないまま
君の哀しみだけを追い続けている
2014-08-31 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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