バラッド(20140728)

海の見えない夜が開けば
隣にいない君の声が聴きたくて
ぼくは哀しい歌を口ずさむ
誰にも聴こえないように、はにかむさ
涙がこぼれないように、恥ずかしいさ
感傷に浸るほどには子供じゃないけど
忘れられるほどには大人でもないし
街灯の影が通れば
君の面影だって想い出しちゃうし
それじゃいけないと唇が裂けるけど
口笛で誤魔化すほどにも明るくないし
分かっているから毎日でも
分かっているから会いにもいかない
分かっているから歌を止めたい
分かっているから誰か止めてよ
分かっているからそんな歌
そんな歌じゃ、夜は閉じない
こんな歌じゃ、近すぎる君にも届かない
2014-09-05 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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