リズミック

消えることを許されない風が吹く-
(北を目指してはならない)
と極北の頂きで星が囁いている

歩く道には乾いた孤独が転がっているが
誰も拾うことなく通り過ぎ
"その術"だけが残される
冬に向かわない秋を抱いて夏が過ぎ
秋のない秋だけが残されるのだ

陸封された海の塩湖では
海でしか生きられない魚が泳ぐように
君に閉じ込められた私が
架空の君のなかを泳ごうとしている
(今、ここにはいない私が?)

降る雪を星に変えて夜空が綴じられると
一つの歴史として忘れ去られ
おぼれるだけの湖のなかで
君の影と踊るのは私の幻影である

さざ波は足音で引き起こされ
驚く二つ限りの影の間でリズムが生まれる
冬には至らない季節のなかで
生まれるリズムがある
2014-09-06 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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