暑い昼下がり

目眩が目眩するような
夏の暑い日には
狂女も遊女を真似しているのか
その振る舞いの妖しくも怪しくて
誰ぞの足元も怪しくて

おぼれる鯉の
いくつもの口ならば
お池の水面を賑わせているし
路面バスなら延々と
狂った順路を繰り返すしで
数キロ離れた電車の音も
家のすぐ側だって走り抜ける
ホームから見える草は
枯れたくても枯れられず
常なら憎らしい夕立さえ
懐かしみ、懐かしみ

思考という思考が狂っているのは
こういう夏の日に分かることで
誰もが衝動的で刹那的な
夏の詩のなかでゼイゼイ息を切らせては
今日も明日も呪うだろう
恋人だとしても呪うだろう

夏が暑い日には
目眩すらもが目眩して-
2014-09-07 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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