くそったれ!(それでも書くか?)

書くことへの恐怖が
絶え間なく降る雪のように降りかかってくる

なにを、どのように、なぜ-
すべての無意味さと空虚さを抱え
なにかが訴える「それでも書け」という命言は
否定しがたく、しかも、ひ弱い私を
さらに惰弱させるだけだと知りながら
恐怖のうちに私は書き続ける

埋まることのない空ろのなかから
なにを見、なにを聴き、嗅ぎ、触れ-
ただ止まることへの本能に似た恐怖と
書くことへの恐怖と
その狭間で狂気に似た想いに駆られ
忌まわしい自分が笑い泣きする

書くことは生きることか?
書くことは死ぬことか?
書くことは、書くことは・・・

想い出される木霊は今の私であり
死してなお響き続けようとする私なのか?

夢の人さえ、もう、逝ってしまったのだ
棄てるだに惜しいものもあるじゃなし
惜しむものがないのなら、いっそ-
そう、書き狂えばいい
書く恐怖よりは書かない恐怖だ・・・
決意なき叫びが耳を掠める

飛ぶ鳥よりも地を這う犬のように
気高き飛翔よりもみずぼらしい放浪のように
和やかな談笑よりも-
2014-09-09 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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