提灯小僧

あてどなく歩く夜道の標も星月もなければ
足元は怪しくて
すがる提灯一つを掲げれば
きつね火か
なおのこと怪しげな夜道の怪異だけが
浮かび上がる
目を閉じれば右や左と囁く声、声-

ああ、うっちゃれ、うっちゃれ
提灯なんぞ、うっちゃれ、うっちゃれ!

名も覚えずに道は人をして通すもの
足指の感覚を明敏にして
崖には落ちぬようにはしようじゃないか

うっちゃれ、うっちゃれ
妖しい提灯なんぞ、鬱陶しいだけじゃ

うっちゃれ、うっちゃれ!
提灯小僧なんぞ、うっちゃれ、うっちゃれ!
2014-09-13 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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