冷たいヒマワリ

冷たいヒマワリが一人
雨のように坂を下る、長い階段を下る。
海から遠くを目指して
冷たいヒマワリは泣いている。
その蒼い顔に白い灯を浴び、
海鳴りの聴こえぬ遠い海を一人
静かに目指しながら、
冷たいヒマワリは泣いている。
誰も信じられないと。
陽の下では明るく陽の色に光り、しかし
夜には一人、雨のように坂を下り
長い階段を下りして海から遠くを目指すのだ。
彼女には優しさの孤独があり、
誰にも触れられたくない花弁があり、
不明瞭な芯があり・・・するのだ。
野蛮な昼の陽が残酷にも照らそうとする、
優しさの孤独が慰安の夜は一人
ただ、さめざめと泣いているのだ。
2014-09-17 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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