存在のスピード

目に映る景色は、常に幻影を引き摺り
私は掴めない幻影に縋って生きている
足場は不動であることを許さず
バランスをとって崩れ落ちぬよう
そっと、そっと気をつけているのだけれど
深い谷に落ちた人を責める時間はない
いや、私が落ちていないと誰に分かる?
常に霞んで通り過ぎる目端には
そこに何があるのかさえ分からぬまま
ただ横に流れるのが早いだけで
私は落ちていない気持ちを保ち
それすら鈍麻した私の重みが
支えているだけかもしれず
視線を落とすことが怖いまま
何があるかも分からぬままに疾駆する
光速で疾駆する全ては遂に交わらないままに
見る人のない光跡だけが闇を照らし続けるのだ
2006-08-25 10:43 : 消去一葉 : コメント : 4 : トラックバック : 0 :
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自己の確立
自分が常に不安定でまるで
綱渡りをしているようにも思えて
人がそこにいて自分が何処にいて
そんな曖昧な世界の中で
自分の存在を確立する
時に見失いそうになりながらも
懸命に
そんなイメージが浮かびました。
2006-08-25 12:34 : ajisai URL : 編集
ajisaiさん、二度目のこんにちは(^^)
詩のように寄せて頂くコメント、いつも興味深く読ませて頂いてます。
書きたい気持ちだけが先走っていて自分でも「???」という有様でして(汗)。
売れない典型なんでしょうね(爆)。
コメント寄せて頂けるなんて有り難いことですm(_ _)m
p.s.
ajisaiさんの詩を拝見して、何かコメントを、と想うのですが、パソの前で凍ってます。
許してやって下さい。
2006-08-25 14:02 : まっく URL : 編集
見て頂けるだけでも嬉しいです。
陳腐で幼稚な詩ですから、固まってしまわれて当然かもしれません。
まっくさんの世界観、価値観とはかなりかけ離れていると思います。
だからこそ私はここに来てまっくさんの詩を見ることが楽しいのですが。
私の詩は、まるで幼稚園児が思うままに書くような詩ですから。
でもそんなちっぽけな私が私らしいと思うのです。
見て頂けた、それだけでも嬉しいことです。
ありがとうございました。
2006-08-27 19:11 : ajisai URL : 編集
コメントの難しさ
ajisaiさん、こんばんは(^^)
詩や小説を書かれてる方への(作品)コメントは本当に難しく感じます。
ただ褒め言葉だけを並べて済ますのは余りに失礼だし、自分が疑問に想ったことを伝える自信も・・・
今、そんな自分を反省しながら読書にいそしんでます(^^;
2006-08-27 21:40 : まっく URL : 編集
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