師匠

俺の詩の師匠は
いつも外からやってきて
内側に潜んでいる
食い荒らそうとして
じっと俺のなかを
吹き抜ける言葉を見つめているのだ
詩法や詩学なんぞ糞喰らえ、と
適当な、それでも気に入った言葉を捕まえて
これとこれだ!
それだけ言って、また黙り込み
潜んだ師匠が引き出されるまで
そうやって内側に潜んでいる
所詮、と言いかけて俺は止まる
師匠が嫌う言葉だからだ
俺も嫌いな言葉だからだ
しかし身に付いた習性が許さない
なにを見ても所詮、所詮、だ
所詮、お前はなにものにもなれんのだ!
俺の詩の師匠は嗤いながら
いつも外からやってきて
内側に潜み続けている
2014-09-27 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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