あと少しの限界まで

理由もなく海流が島を象り
停滞する風となって季節の雲を立ち上がり
飛行機雲の横断に着陸する
激しい季節の混濁のなかには歴史の混迷があり
愛の記憶と憎しみの記憶が相克として刻まれ
カオスだけが時間の顔をしている
哀しい世界だけが拡がるようだった

私がいれば君がいるように
私のいる分だけの君を世界から奪い
もし季節を定立するなら私は去ろう、全てから
抵抗とはレジスタンスのことなのか
私の前をゆくカオスは世界を変えてゆく
変わらぬ世界などないように
ただ変わる世界のカオスの後を歩いている

決まった時間に訪れる君を
繰り返し忘れ続けてはきたが
それには何か理由があるのだと想う
ただ、君が訪れる日には
決して雨が降ることがない
どんな日にも決して雨のない時間があり
雨に降られない時間にだけ
君は私を訪れながら
私の忘却を加速している
ああ、まだも理由もなく海流が島を象り
停滞する風となって・・・
2014-10-03 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

拝啓




Author mak From "空白"

想一葉、兼訪問帳

星々の冷却(書肆侃侃房)
渓谷0年(オンライン版)
Both by mさん

【 無意味という意味 】
すこしの風を追いかけて
【 短文 】
大海にも降る一滴
2015.07.17.

For Admin

落書内検索

月毎落書

一言お報せ

リンクは勝手に頂戴、削除してます
ご迷惑な場合は、ご一報下さい



メール・チェックは非常に稀です


BlogPeople

出現するかもエリア-転記候補