快晴の日に(世界は小さい)

足を踏めば世界はそこから広がり
ここに戻ってくるかのような遠くまで行ける
そんな気持ちは数歩で消えちまう

底の見えない深い谷というのは、なるほど
いい言い訳になるのかもしれない
本当は浅すぎる瀬が音速に似た速さで
足裏を洗っているだけに過ぎないのだけれど
それが深い谷の正体でしかないのだけれど

遠い世界で生起する、あるいは生起しない
あらゆる物事が、すべて記録から逃れようとしている
私たちは<私たち>であることを止めようとしている
世界を放り出して独りきりになろうとしている
Sing,Sing,Sing!!

きっと最後に世界が残すものだ
愛し合うもの達こそが憎しみ合い、欺き合い
恋する若者|老いた者|少年少女・・・etc.
彼らは決して真実を語らないと決意するんだ
哀しみは愉悦の倫理だし
寂しさは黒ずんだ紐帯の偽装でしかないし
そんなことは言い飽きられたことだけど
(よう、孤独な構ってちゃん!)

世界は今日も晴れ模様
隣の奥さんの顔は、どんな顔だったろう?
それだって今朝の機嫌さえ良ければすべて良しだ
こんなに気持ち良く晴れている日に
どんな哀しいことだって起きやしないのさ
さあ気持ち良く、二度寝でもしようじゃないか!
2014-10-04 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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