問われるべき哀しみが

むしろ問われるべき哀しみが
涙となり汀に横たわると
受け止める季節は秋しかなかった

君が探し始めた愛なら
向こうの島で見つけた鳥の影が
砂浜を切りながら陸を遡上し
やはり向こうの山に消えていった

君が待つ橋の時間が砂に変わるとき
そっと木立の影が私のなかを過ぎる
なにかを問いかける影が
無言のまま、私のなかを過ぎてゆく
2014-10-08 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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