私たち

君の愛の光が導く緩慢な死のなかで
息絶えることを許されない花が揺れると
途絶える風の声が巡る島を出て、
一つの航路が水平線から描かれようとする。
知らない地図を舞う木の葉のように
街路樹を通り過ぎる人波を泳ぐ影が地図を探す。
君の影を忘れるように君の光を忘れ、讃歌が響くのを
丘を挟んで聴きながら曲がる交差点には
点滅だけを繰り返す黄色信号があって、
立ち止まる人だけが辿り着く。
眩しい無数のガラスを割りながら
飛び去ろうとする鳥の影、
夕暮を知らない街に消えてゆく私たち、
永遠の赦しのなかであえぎ苦しむのは、私たち。
2014-11-13 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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