妄言としての妄言、そして妄言と妄言

眠りのない眠りを
波の打ち寄せない汀に迎え
どこへも行かない、しかし留まらない
ある幻想としての幻想のなかで
永遠から遠く近く
無限から遠く近く
ゆらゆらとゆらめく水面の上に
ひとひらの、そしてまた、ひとひらの
無数の一枚、二枚、数枚として漂い
終わりがあり、そして終わりがない
メビウスの輪と、円環の輪と
浮遊する存在、不在、非在へと
漂うなら、もう一度、未来へと
一瞬から近く遠く
停止から近く遠く
対置される対置に対置されることなく
星の光を追うことなく追い、
そして追いながら追わず
語らずに語り、語って語らず
あらゆるすきまをぬって、
しかし留まるすきまを見出さず
覚めやらぬ目覚めを覚めず
眠りのなかの不眠を眠り
ああ、幻想のなかでだけ生まれる幻想を
極限からの遠さでだけ測られる
その不能の位置を与えたまえ
あらゆる視線を受けて
あらゆる視線を退ける
その少し未来を与えたまえ
祈られぬ祈りを与えたまえ
決して愛し得ぬ君を見つめたまえ
2014-11-22 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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