波する吐息

冷たい吐息を抱えて戻る道すがら
夜は昏い波を想い出す
水平線のかなたまで光を持たないゆらめきと
ほのかな暖流に呼吸を預ける無力さを

星の語らうまにまに死にゆく命は
その無価値さを輝きに変えられただろうか
乾いた血潮のめくられる灼熱の岩肌よ
夜はお前とは出遭わない

猥褻なネオンの鼾を叩き
しかし止まないネオンの鼾を聴きながら
夜は昏いだけの波を想い出す
波音だけになった波を想い出す
2014-12-24 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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