腐乱する夕暮れ

街中の、街外の、
すべての輪郭を無情に奪ってゆく
夕暮のやさしさよ

ゆっくりと指示される腐乱が
静かすぎて気づかれない
だれも気づかない

腐乱する夕暮だけを愛した
どこからでもよかった

夕暮の輪郭を奪う様が見れさえすれば
その意味を考えることもなく
分かっているはずだったし
分からなくても良かったから

-さようなら

そんな一言さえ腐乱させて夕暮は
だれにも止めることが出来ない絶対さで
ゆっくりと、でも確実に-

暴力的な光は、嫌いだよ
2014-12-27 00:00 : 試詩的終宴 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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