未来予報

未来を予報出来る技術が開発されたとしたら、どんな使い方をしたら良いだろう?
若人は恋心寄せる人との未来予報?
高齢になったら、やはり死に時の未来予報?

実際、純粋に理論的に考えれば出来ないことはないらしい。
しかし、肝心な点の考察を忘れていた。

何故、未来を知りたいのか?

うむ、と唸ってしまうのは、未来予報に興味を持てない私だけか?
多くの人が先が見えない不安を訴えているらしい。

しかし、やはりこの肝心な点の考察を欠いている。
あなたは不安と混迷の時代と言われるが、未来予報が出来たとしよう。

「明日、あなたはリストラされます」
「あなたは一生、結婚にも恋愛にも縁がありません」

「予報」としてでも、そういう事実を突きつけられたい?
予報は予報で外れるかもしれないとして。

「先が見えないから不安」
いかほどに辛いのかは、その表情からも察することは出来る。
しかし「先が見える」ことと「不安」が解消することとは違いはしないか?

不安は未来にあるのではない。
多分、今ココにあるのだと気付くのも、大切ではなかろうか?

などと、あなたを不安から解き放つ術を持たずに叫んでも詮ないこと。
むしろ一緒に震える?
いや、これ以上は自分に鏃が向いてくる。

なんで一緒に震えたいのか?
と、醜悪な答えを待つ問いだ。

しかし、何故に醜悪な答えと私は決め付けているのだろう?
問い掛けたことも、ないというのに。

さてよ、未来予報なんざ必要ないさね。
それは分かってくれるだろ?

(初出:2004年12月15日)

2006-09-01 09:51 : 消去一葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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