疲れたの大行進

もう疲れたよ、疲れたんだよ

と、いくら書いても記されることがない。
ノートは冷たく光ることしか知らない、
鉛筆はとがることしか知らない、
あれらの人たちは難しいことしか知らない。

だから壁に向かう、私たちは。
私たちは壁に向かって行進する。
壁を越えて更なる壁に、
壁にぶつかりながらも更なる壁に、
そうしていつも壁に向かって行進してる。

行進しながらも言い続けているのは、
疲れた、
その一言だけなのに、だれも聞いてくれやしない。
隣の行進者も自分の行進で精一杯だ、
そういえば私も聞いたことがない。

だれにも聞かれたことがない疲れたが、
あまりにも溢れて海が凪いでいる、
雨はやんでいる、風もやんでいる…

今日も続く疲れたの行進には、
海も山も川もない、雨も雪も風もない、
行進する人の顔もない。
2015-01-30 00:00 : カイエ、詩 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

拝啓




Author mak From "空白"

想一葉、兼訪問帳

星々の冷却(書肆侃侃房)
渓谷0年(オンライン版)
Both by mさん

【 無意味という意味 】
すこしの風を追いかけて
【 短文 】
大海にも降る一滴
2015.07.17.

For Admin

落書内検索

月毎落書

一言お報せ

リンクは勝手に頂戴、削除してます
ご迷惑な場合は、ご一報下さい



メール・チェックは非常に稀です


BlogPeople

出現するかもエリア-転記候補