"ある余白"として

切り裂かれて記憶は陽だまりに融けている、雪が降る

いく度も訪れる冷たい季節を遠くから、近くから
雲が通りすぎるように、星ならばまたたくだろう

水平線の向こう-それがあるとして-水平線の向こうになら
ひとつの恋が生き続けているのだろう

異国の服を着て異国の街路を
見たことのない風景にとまどいもせず、仮象として
生きることを仮象として営まれ…

愛される以上の困難さに沈む愛するということが
あまりに単純に苛む砂漠で聴く波の音

恋の蜃気楼なら耳に訪れて、指先に熱い

きみの溜息をひきつれて遠ざかる夕暮ならば
そこで目覚める無数のひとの溜息を聴いているだろう
2015-02-08 00:00 : カイエ、詩 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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