それなら 問い です

息絶えてから生まれる虚空では、
せせらぎの音を眠るまでには聞き届けられる。
ひとつの意識には美が遠い。

所属する、属する、所有される…
意識からは遠いところに美を与える、ただひとつきりの美さえもが
はるかな遠くでなら与えられる(あたかも散文のように)。

そう、、、
想い出された散文のように踏み渡られる草むら、
懸崖にすがる波しぶきなら詩文のように引いてゆく。
いくつかの韻律が配列を待つ公園、そこでなら逢えるのだろうか…

と、問う。

-雨が降るね、どの二人の間にも
-雨は降らない、どの二人の間にも

降る雨と降らない雨とが出遭う限りは
濡れない雨にだけ濡れ続ける二人、
濡れる雨には濡れることがない二人。

所与の道程を少しだけ引き延ばそう、
もうだれのものでもない意志として。

干乾びて風に舞う意志として、
けっして触れられない道程を足あともなく
確かさだけで過ぎる足音だけなら、きっと、
ある。
2015-02-09 00:00 : カイエ、詩 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

拝啓




Author mak From "空白"

想一葉、兼訪問帳

星々の冷却(書肆侃侃房)
渓谷0年(オンライン版)
Both by mさん

【 無意味という意味 】
すこしの風を追いかけて
【 短文 】
大海にも降る一滴
2015.07.17.

For Admin

落書内検索

月毎落書

一言お報せ

リンクは勝手に頂戴、削除してます
ご迷惑な場合は、ご一報下さい



メール・チェックは非常に稀です


BlogPeople

出現するかもエリア-転記候補