小さく刻まれた時代に

冷たく吹く風しか愛せずに、きみの振り返る方向を迷い、
昨日が追いついてくるのを待ち続けている
ほんの少しの哀しみを微かな罪責感で癒しながら

山腹から見通せるだろう海については知らなかったので、
山小屋での話は皆目、分からない
山頂の写真だけを違う山の頂きとして見つめているけれど、
それは空中から、空高くから撮影したものだった

滑り崩れしてゆく氷河の音が響いてくる

もう大きな時代は過ぎてしまったのだと想えるように、
海が跳ねる音に耳を澄ましながら、
冷たく吹く風だけを吸い込んで、もう一度だけ
きみを探すフリをしながら眠りに就こう
2015-03-20 00:00 : カイエ、詩 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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