ヤギが待つ、ある眠り

ヤギのように食べている-

そこには待ち草臥れても気丈な彼女、
彼女の伝言が残されているだろう。

下らない繰り言を過ごす度に座り込んだ無数の
岩や倒木、そして浜辺を想い出す。動かない星空を、
いくつもの月で飾りながら、怠惰なぼくを
一体、彼女がどう想っていたのか。
着飾った少女のポートレート、面影は
見も知らずドレスなら、見覚えがあるが。

-残されると辛かったから、やっぱり
 だから私は逃げないでいるの

そのシンプルで強靭な、彼女の倫理が
ただ哀しく、ひたすらな、深い
眠りがぼくを飲み干すのを待ちながら
-あなたは一生懸命じゃない
と笑いながら言った、その言葉なら、もう
忘れようとしている。

-ヤギのように食べている
 ヤギのように、食べている-
2015-03-26 00:00 : カイエ、詩 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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