苦悶する空と空の下で

はらはらと剥がれ落ちてきそうな色をした、
穏やかな空の下で苦悶している。

恋しい人との距離は哀しみに集束しながらも、
ときに近過ぎ、ときに遠過ぎ、
時間も距離と同じだねと笑い合う。

話を聞こうと、同時に。
話し始めようと、同時に。
私たちはぶつかる、

沈黙のなかで、言葉のなかで、
そのときの私たちには、会話があった。

私が話そうとしたことを君が話す、
私が話したことを君が話そうとしたことだという。
それは、本当に幸せなことだった。

しかし影と目が合ったとき、
太陽が私を見る、光が私を見ている、
人生に楽しいことしかなかったら、
私が生きる人生には絶望する可能性しか残らない。

絶望できない私の上で、
はらはらと剥がれ落ちてきそうな色をした、
穏やかな空が苦悶している。
2015-05-27 00:00 : カイエ、詩 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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