OH MY LITTLE GIRL - 尾崎豊


初出:note.mu 2015/06/03

もう許してほしいと哀願したくなるほど忘れられなかった彼女を想い出してしまう曲は、あっという間に日常に擦り切れて街中を舞う新聞紙の破片のように踏み潰され続けるままに忘れられてしまっていた。
いつからだろうか、愛しているという言葉を使うことがなくなってしまったのは、そして使うことがなくなってしまうのは。今、愛しているという言葉は要らないし、彼女を愛していたとも言いたくはない。
まるで赤ちゃんのように薄い、しかし柔らかい唇の感触、少し甘いリップの味、透明なブラウンの清流でも流れているかのように指をすり抜けてゆく細く美しい滑らかな髪、ふと想い出し始めれば尽きない彼女の記憶…そう、もうただひとつの記憶でしかなくなってしまった彼女だった。
眠りの直ぐ近く、疲れきってしまったまま少しの時間ができたときにだけ、もう逢いたくもない彼女の記憶と出逢ってしまう、そんなことが、ある。
彼女のことを今はもう、愛しているとはもう、とても言うことはできないけれど。



歌詞

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2015-06-03 00:00 : 実験中&備忘録 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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