ブツカル

初出:Tumblr(24 6月, 2015)

受験物理の範囲が分からなくて「量子力学とか物理学も入るんだっけ?」という話の延長で、古典物理学で前提とされる「物体がぶつかる」という現象も量子物理学などの範囲だと、いまだ物質(原子)という現象自体の定義も曖昧なところが多くて、ブツカルという現象の説明までは行ってないはずだよ、というような適当に話していて首を傾げられていた。
理解できていなくても、どういう問題が横たわっているのかを知るだけでも驚きにはなるようで、その驚きがあれば面白さに変わると良いね、と適当に切り上げた私は文系なので「詳しいことは分からないけどね」という常套句を使って切り上げる。

その流れで、ちょうどakさんが、
理論ゼミは2中心模型を使って、2 alphaクラスター (Be8) の波動関数を描いてみる
という記事をアップされていたので少し関連するのかな、という辺りを眺めていた。

αクラスター模型で原子核の構造を明らかに
微視的マルチ・クラスタ模型におけるBe同位体の構造
ドリップライン付近及びそれを越えた不安定核の1粒子的性質

「まったくわからない」
とドラマの主人公のように言いたくもなったが、あまりに面白過ぎるかもしれないのでつまらないから言わない。

生物は生物的に必要な現実的事象に即応するように発達してきているし存在しているので、その認識は科学や物理学で要請される精度に従うものではない。というより無関係なほど連関しないことがあるのも当然だ。
ごく当たり前のことでしかないのだが、その種のことを取り組み当初の認識時点で前提としたうえで物事を考えていけるかは大きく方向性を異にすることもあるようだ。科学の流れを人文の文脈で言うならば、ロマン主義などから自然主義へと逆行するような流れに見えるかもしれないと適当なことを言っておく。
現象を丁寧に見ること、解してゆくこと、それは根気の必要なことだが一方で快感的現象でもある。

私は今、私の感情という現象の分解に忙しいというよりかまけっぱなしだ。
結局、感情を説明するには対象が必要なのだが、実際に、その対象が<実在>するかは非常に怪しい。
<対象の不在>は人間にとってひとつの不安になり得るが、一方で救いでもある。

<その感情>に<本質的に意味ある対象>は<存在しない>

2015-06-24 00:00 : 消去一葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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