サンタクロースの寝坊

昨晩はイブなので、まだ出番は早いかと思いきや、
クリスマス・プレゼントはイブ?
我が家の「サンタクロース」はあわてんぼうである。

急遽、娘の寝息を伺い、ソッと枕元に箱を。
本当に大きく育ってくれた。
両の掌に乗るほど小さかった命がかくも。

私宛に小さな冊子が一冊。
あわてんぼうのサンタクロース宛の本。
習いたてのひらがならが ミッシリと詰まった本。

さてと寝込もうというその時、ムクリと起き上がる長女。
プレゼントに向かって座り、無言でボーッと眺める背中。
「・・・」 コテン。

伺いに行った寝息は、すでにゴーゴーと。
念の為、話しかけても起きはしない。

朝、突然の嬌声に目を覚ます。
年に一度の、サンタクロースのお楽しみ。
「おゎ~、サンタさんが来たよぉー!!」

(しめしめ・・・)
我が家のサンタクロースは寝坊助でもある。
ウツラ夢の中でニヤリとしながら夢を見る。

来年? 再来年?? いつになるだろう。
君のサンタクロースが横で寝ていることに気付くのは。
でもね、そのことに気付いたときは、一つ学んで欲しい。

世の奇跡も魔法も、人が作り出しているということを。
素晴らしい魔法を使う力が君の中にもあるということを。

そのことを学んでもらうために、
来年も、あわてんぼうのサンタクロースは寝坊します。



(初出:2004年12月25日)

2006-09-10 21:46 : 消去一葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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