石に、なる

その公園には人口の池があって、それがプールであっても良いのだが、だれもが喜ぶような水しぶきがあがっているとする。それだけで、もう、なんともいけない。
ああ、このプール(池でも良いが)は、今は確かに喜びに満ちているかもしれないが、この一瞬後には虐殺の血に溢れるやもしれぬのだ。
そんな幻想が、幻想のまま終わることを許せない人間が存在するのだ。
そしてそんな人間を見抜くことなどできないし、仮に見抜けたとしてもなにもできやしないのだ。
その無力感をなんと名付けようか、無力に立ち尽くすまえで凌辱されるすべてを、どう愛すれば良いのか…

人が人であることの恐ろしさよ、驚きよ、哀しさよ。
あぁ、もう石になりたい…

そう願うだけで私たちは石になった。
2017-04-11 00:00 : Zero Areas Ⅱ/0 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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