残酷な自転車

理由を忘れて…
そう書き始めたくなったら終わりだとわかった
だので、理由を忘れて枯れてしまった冬を想いだす
叫びに呼ばれる時代さえあったのだが
もう覚えているわけもなく、
それは想い出されるようなところに微妙に位置したか
赤子を乗せた電車は停車駅を忘れたし
わたしたちは皆、遠い山並みが近づかないことを
その車窓が遮る雨のように知っていた
土竜を想いだそうとして土筆を披露してしまう
そんな辞書を片手に輪舞は終わる
自転車、ということばを
ここまで使わなかったこと、
それが、ここに書いたことのすべてだと言える
2017-06-07 00:00 : Zero Areas Ⅱ/0 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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