手裏剣術

武術の先生と話していて手裏剣の話になった。
先生は、楊枝を畳に刺せるという。
これは難しい・・・

ということで、早速に日々、挑戦・・・いや、悪戦苦闘。
ダーツ式の投げ方で近距離のダンボールには刺せたが、今一。
先生に確認すると、やはり直打ちの投法らしい。
先生は一投で10本刺すとか(驚)。

手裏剣術は武士の裏芸と想っていたが、実は表芸と言って良い難しさがある気がする。
「術」と名付けられる所以だろう。
実は、正規に使用される手裏剣は意外と刺さり易い(当たり前か?)。
手の内から離れる瞬間、わずかの「擦れ」で手裏剣はとんでもない飛び方をするのだけど、
これは軽ければ軽いほど難しくなる。

楊枝となると、かなりの難儀である。
今の私が20回に一回、ストンといけば良いほうだろうか・・・?

決まるときは投げた瞬間にソレと分かるものである。
手を離れる刹那、先端が的を目掛けていくのが体感として分かる。
その体感を忘れず、いつでも再現できるようにしていくのが稽古でもある。

想えば文を書くという作業は手裏剣術に似ている気がする。
筆を離れた文章が何を目掛けていくのか?
それは書き手には体感として残る。
文章の相手は残念ながら的ではないので、書き手の狙い通りにいっても受け方は異なるが、
文を書くのが好きな人にとって、それは二次的な意味しか持たないのかもしれない。

とはいえ、ここいらは意見の大きく分かれるところではある。
Kさんのコメントが怖い(笑)。



(初出:2006年06月07日)

2006-10-03 19:50 : 消去一葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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