遠い陽光の中に消し忘れられた落書

懐疑、乖離・・・とは無関係に、その先に

名前だけは知っていたデュシャンのことをTVで少し見かた。
なんでも「泉」を巡って云々で、芸術というもに対して懐疑的だった、とか、既成文脈にない在り方の提示とか・・・今では普通と言えば普通の在り方の一つになってしまっている感があるのが又、なんとも奇妙というか。少し調べたらデュシャンは一時期、芸術活動から離れてチェスに没頭していたとか。チェスといえば、先日亡くなった、かのフィッシャーも1970年初頭位から表舞台から姿を消したまま天才として逝ってしまった。人間、血迷うとチェスに向かうのだろうか(違)?
そういえば今日、前から見てみたかった高名な空手家の動画が、ようやく見れた。
期待が大きかっただけに感想は「・・・」だったが、それというのも剣道では普通に使っている中級程度の技術中心でしかなかったからで、一言で言えば「実の虚」「虚の実」といった一種の駆け引きの応用・・・なのだが、よく考えてみると確かに徒手では珍しい技術かも(というか、やってる人を見たことがない w)。勿論、それが故だけではないだろうけれど、名人、達人と言われる、その技術の一つが単に「徒手系にない(少なくとも珍しい)」ということがあるようで不思議な感じがした(ちなみに「実の虚」「虚の実」というのは心法的なものもあるけれど、多分に単なる身体技術で、剣道では普通に相手と対等レベルで使えないと文字通りサンドバックと化します。www)。
これも「文脈の異なる」ことで見直される、価値の再確認、発見があるという事例になるのだろうか?

そういえば剣道の「攻め」を後輩に説明するのに「フェイント」との違いが分からなくて窮したことがある。
剣道のオーソドックスな戦法として籠手を攻めて籠手、面、突き・・・といったものがあるのだけれど、これは籠手にフェイントをかけるというのとは区別される。といっても「下手者の攻め」は上位者にとっては単なるフェイントに過ぎない程度であることも多く、それを「攻め」に転化させていくのは一つの稽古目標といえるかもしれないところが少し難しいが。「攻め」というのは、ソコを守らなければ攻め込まれる、ソコを守っていると手薄なところが攻め込まれる、というもので、少なくとも「ガードを振るだけ」のフェイントとは異なるのだが「籠手を攻めて籠手」という本道を忘れた「籠手攻め」ではフェイントと大差なくなってしまうということがあるからだ。
少なくとも剣道でフェイントが効果的に働くのは若くて反射神経、運動神経重視の稽古をしている時期だけで、それを過ぎてしまうと往々にしてフェイントは単に隙を作ってしまうことにしかならないので使う機会自体が激減する。これは、徒手系でも似たようなことがあると想うのだが・・・

と話をアチコチに振りつつ、先日、どうも「握り」の感触がシックリこないので先輩達の感想を聞いていたら、どうも小指の第一間接が抜けているようだ、という。
(アタタタタ・・・)
と想ったのは、先生からも小指は一番、弱いから鍛えておかないとね、と言われていたのにも関わらず怠っていたからで、しかも、今になって気付くとはトホホ・・・であるからで(涙)。

この小指、知人の中拳家曰く、鍛えると霊感が発達する、とのことだったので(笑)、これ以上、霊感などは不要の私としては鍛えるのは先送りしよー、などと想っていたのである。w
まぁ、今でも霊感など大してないわけだし、一応、セミプロ用除霊法も習得はしてるのだから気にする必要はないのだろうけど、不要なものがやたら見えたり聞えたりするのも困るな〜、などということで無難に過ぎることを祈っていたわけだが、こうなると、そうもいかないのでアッチの文脈に入り込まないように気をつけながら鍛えるしかあるまい。(^^;

というほど、大した問題にならないことの方が多いんだろうが。w

ということとは関係ないはずなのだが、ここしばらく風邪気味のせいか金縛りに遭うこと数度。数(十?)年来の金縛りは、やはり疲れる。orz
昨日は金縛りの最中にトイレに行きたくなり、無理やり気合で金縛りを解いてトイレに行ったのだが、今朝は激疲れで起床もおくれがち。
wikiで調べたら、金縛りは普通、解けないそうだが知らなかった。疲れるけど、気合を入れれば金縛りは解けますぜ。

てな近況徒然記。

p.s.
バックパッカー入手記については後日。w
なかなかに、やはりGoodです。
  1. 2008/02/15(金) 22:04:49|
  2. 消去一葉
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

こんにちは。
チェスしてるデュシャン、ルネ・クレールの『幕間』という映画で、マン・レイという人とチェスしていました。映画自体は、よく覚えていませんが。

武道の話はおもしろいですね。

でも気合いで金縛りを解くというのがすごいです。文脈から、それこそ武道の極意のように読めました。人生そのものが金縛り状態ですが。ここは気合かもしれません。
  1. URL |
  2. 2008/02/16(土) 06:21:00 |
  3. M #-
  4. [ 編集]

表立っては書けないのです(汗

Mさん、こんばんは。

密かに、チェスは共通語として様々な創造活動に関与しているのではないか、と想ってます。国毎の取り組み方や棋風などを見ても所謂「お国柄」があって面白いです。残念ながら日本では気軽にチェスを指す人自体が少ないですが。

武道界もナニカと厄介なので、この程度しか書けないのが残念です。実は、時折書くわけの分からない形而的散文も、結構、技術(論)そのものの覚書だったりしてます(だから具体的には書けないというのも多分にありますが)。

金縛り解除については、私も初めて知って驚きました。Mさんに言われて気付いたのですが、確かに私が習っている(柔術)技術との深い関連が見取れます。より正確には気合も含んだ「意識」ですが、リアルな効果の追求が意識という課題に行き着くという点、同じモノゴトは多いですね。

それにしても、土日の夜は殊更に体が痛いのです・・・ (^^;
  1. URL |
  2. 2008/02/17(日) 00:21:33 |
  3. まっく⇒Mさん #-
  4. [ 編集]

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