雪景色に沈む山頂を胸に抱いて菜の花畑を見下ろしながら、君の息遣いを背に感じながら歩こう
微かに残雪が縁取る小川にはキラキラと陽が反射し、魚影も見えるに違いない
あの寒さは今は遠くに行ってしまった、と麦藁帽子を少し上げた野良の人が大きな声で言う
大きなミミズが掘り出され、慌てて隠れ家を探して地を這うが、小鳥がサッとついばみ去って行く
霞む地平線は明るく、遠くの海は乱反射する光に満ち、時折は船の警笛が聞えてくるが、ことのほか静かで
全てが静かで、君の息遣いを遮られることなく聞くことが出来る
そんな小道を二人、飽かずに何処までも
テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学
- 2008/02/22(金) 22:37:23|
- 蒼天の落し物
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- 2008/04/24(木) 00:44:36 |
- 綾