炎(ほむら) (初出:2012年03月23日)

哀しみに満ちた涙の凍てついた、氷河に立ちて

滑りつつ、こけつつ、それでも歩み

この大河の源に辿り着けるだろうかと悩み

流す涙は又、氷河に飲まれ行き

遠く聴こえる優しい囁きに空を仰ぎ

どうして私は一人なのだろうと星々に問うても

煌き返し続けるだけの彼らを、

信じることが出来るだろうか

微かに身を保つ炎は、いつ灯されたのだろう

救いの手を忘れた日に生まれた自分を

どこに向かわせれば良いのかと問う人々は

互いを見ることも出来ぬままに肩を並べ

互いの微かな体温だけを頼りに歩を進め

星々に連なる氷河を昇るのだ

流し始めた理由すら、忘れた涙と共に
2012-04-19 12:57 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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