砂として(初出:2012年03月31日)

闇に薄白い雲が行き

果て無い砂丘で凍り付いた月に掛かる時

遠く光る星に手を差し伸べた指先から

零れ落ち続ける砂々と、同化する私の身体と心

時が砂を落し続け砕け続け

いつの事か消えない小ささに還元され、また集い

あの空の一つとなった彼の昔が奏でる川の音は

渇き切った砂丘を堰上るのだろうか

貴方と言う言葉を使った記憶は蘇るのだろうか

時間を持たない雲だけが

黙って薄く、薄く消えて行く

砂で成る若葉達は互いに触れられず

風に揺られる事にさえ怯え

ただただ砂の音に耳を澄ます
2012-04-19 13:04 : 想葉 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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